またひとりだけの時が始まった

北国育ちのわたしにとって
冬の訪れは、なんというか、
一段と、重い。
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長く、冷たく、暗く、
重い、重い、冬という時間。
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桜の開花に湧く全国ニュースを見ながら
窓の外はまだしんしんと
雪が降り続いていたりする。
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地方都市の閉塞感が
さらに雪でずっしりとのしかかる。
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これから長く続く冬という時間を想うと
冬の訪れは、とにかく、気が重い。
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荒野かけぬける 風の音を聞いて
冬の訪れをじっと感じていた

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荒野かけぬける 風の音を聞いて
冬の訪れをじっと感じていた

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あなたにとって、冬をひとことで表すなら?

(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)

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残されたもの
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
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『紅雀』 1978/3/5
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