過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

記憶力がいいほうであると自覚している。
たとえば、親戚一同で温泉に行った
4歳くらいの記憶が残っていて
その細かな描写が母を驚かせたり。
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記憶力がいいことには
よいことも悪いこともあって
受験勉強では強い味方になるし
失恋からの立ち上がりには重い重い足枷になる。
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それでもやっぱり過ぎてみると、
それは映画の1シーンのように
ソール・ライターの写真のように
脳裏によみがえる美しい記憶がある。
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正確に言うと、時を経て
「美しくなった」記憶。
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時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

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頻繁に思い出してしまう思い出のシーンはありますか?
そのシーンのどんなところがあなたにとって特別なのでしょう?

(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)

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12月の雨
作詞:荒井由実
作曲:荒井由実
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『MISSLIM』 1974/10/5
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