2020年独立記念日はいつ?なにをする日?

クリスマス、サンクスギビングデイに並ぶ
アメリカの三大祝日のひとつといわれる独立記念日。
インデペンデンス・デイには、
国民一丸となってこの日を祝い盛り上げます。
今回は独立記念日とその過ごし方を
新型コロナウイルスによる影響も踏まえながらまとめてみます。

1776年の大英帝国からの独立を祝う日


独立記念日は、1776年にアメリカ独立宣言が
大陸会議によって承認されたことを記念し、
毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。
この日は最もアメリカらしい祝日ともいわれ、
クリスマスやサンクスギビングデイに並ぶ
アメリカ最大の祝日のひとつとされています。

打ち上げ花火は1777年以来の伝統


独立記念日といえば、
大規模な打ち上げ花火を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
アメリカでは通常、州の法や条例で花火が禁止されていますが、
この独立記念日だけは許されている州もあり、
国全体がお祭りムードで盛り上がります。
独立宣言に署名をした一人であり、
第2代アメリカ大統領となったジョン・アダムズが
妻に書き送った手紙のとおり、
独立記念日はその後、何世代にもわたって
アメリカ国民によって大いに祝福される日となりました。

2020年の独立記念日はいつ?


独立記念日といえば、7月4日。
「7月4日に生まれて」という映画もありましたね。
現在、アメリカの多くの祝日が月曜日に移行されつつありますが、
独立記念日は毎年7月4日と定められています。
ただし今年は、7月4日が土曜日にあたるため、
7月3日(金)に振り替えられています。

独立記念日週はセールやレジャーで盛り上がる


独立記念日を含む週は、花火やパレード、コンサートのほか、
家族でピクニックやバーベキューをしたり、
ショッピングにでかけるなど、
日本のゴールデン・ウィークのような賑わいをみせます。
2020年の今年は、7月2日(木)頃から始まるところが多いようです。
ただし、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、
通常通りにセールなどを行うところ、
休業するところと対応は州や店によってまちまちのようです。

独立記念日、なに食べる?


記念日やイベントになにを食べるのか気になるのは
くいしんぼうなわたしだけではないでしょう。
アメリカの友人によると、
もちろん地域や家族により差異はあるでしょうが、
すいか、フライドチキン、アップルパイ
が代表的とのこと。
それから、家族でのバーベキューですね。
すいかは季節的なものもあるような気がします。

独立記念日に一丸となって


現在、Black Lives Matter運動や大統領選挙など
大きな変革期にいるアメリカ。
約240年前イギリスから独立したことを祝うこの機会は
アメリカ国民としてみんなが平和に過ごせることを願います。