
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が
4月16日に発令され、もうすぐひと月になろうとしています。
緊急事態宣言発令とともに急速に進んだ
在宅ワークに伴うオンライン化。
一方で、さまざまなオンライン化に伴う
ZOOM疲れ、SNS疲れでストレスを感じ始めている人がいるのも確か。
今回はそんなストレスからフリーになる、
デジタル・デトックスについてご紹介します。
Contents
外出自粛で急速に進んだオンライン化
新型コロナ感染防止策として政府より打ち出された外出自粛。
それにより、学校などは休校、在宅ワークが推進されました。
自宅にいながらオンラインで会議して
遠方で開催されるオンラインセミナーに参加し、
外出自粛中に関わらず友人たちと
オンラインで飲むことが可能になりました。
ZOOMを用いることで、顔を見ながらリアルタイムで
コミュニケーションができることにより、
長引く外出自粛生活を乗り切ることができているのは言うまでもありません。
便利さゆえに過密になってしまうことも
一方で、移動時間や場所による制限がないため、
多くのミーティングを一日に詰め込むことが可能になってしまいました。
これまでは移動時間で気分転換できていたものが、
クリックひとつで別の会議に入れてしまう便利さ。
またひとつのセミナーに参加することで、
次から次へと別のセミナーへの参加を勧められたりと
対面でのコミュニケーションとは異なる「つながり」に
ストレスを感じる人も多いかもしれません。
不安なときほど情報がほしくなる
現在のように先行きが見えない不安な状況において、
指針となる情報がほしくなるのは人間の本能的な心の働き。
しかしながら、現代のようにあふれる情報に触れることで
さらなる不安を生み出してしまうのも事実です。
またたくさんの情報の中でも、
より目に留まりやすいのは過激な情報。
過激な情報は、センセーショナルに不安を掻き立て、
読む人の心を乱暴に揺り動かします。
ブルーライトによる睡眠障害
ブルーライトが睡眠の質を悪くするという
研究結果を目にしたことがある人も多いでしょう。
さらに一日中パソコンやスマートフォンを前にすることにより、
ブルーライトが身体的にも悪い影響を及ぼします
週末デジタル・デトックスのすすめ
とはいえ、在宅ワークをしている人にとって、
パソコンやスマートフォンを断つのいうのは死活問題。
それならばせめて、週末だけでもデジタル・デトックスしてみませんか。
使用時間を決めて電源を切る
一番シンプルな方法は、朝晩1時間など時間を決めて、
それ以外の時間は電源を落としてしまうこと。
それにより、メールやLINEの通知音などが気になって
ついつい長時間パソコンやスマートフォンを見てしまうことを
防ぐことができます。
アプリを使って徐々に使用時間を減らす
スマートフォンを一定時間ロックしてくれる[Flipd]という
アプリを使うことで徐々にスマートフォンを使う時間を
減らしていくこともできます。
いきなりなんて無理!という人は
ダイエットのように徐々に慣らしていくのがオススメです。
いかに時間と心を浪費していたかに気づく
デジタル・デトックスをしてみることによって、
これまでいかにパソコンやスマートフォンに
時間や心を浪費していたかに気づくことが大切です。
その時間を読書や趣味に充てることで
どれだけリラックスし、心が満たされるかを
感じてみましょう。
それでなくても、不安が心を満たしやすいとき。
まずは自分自身が、
自分にとって心地よい環境を作ってあげてくださいね。