
満ち潮、引き潮をはじめ、
わたしたちの感情や生活リズム、生命エネルギーに
少なからず影響を与えている月の存在。
古から月を愛で歌に詠んだり、
月に降り立つために宇宙開発が進んだりもしました。
夜空を見上げればいつもそこにある身近な存在の月ですが、
新月や満月には特別な意味があることも知られています。
今回は満月のもつパワーとその取り入れ方をまとめてみました。
新月のパワーについてはこちら。
Contents
ひと月に一度やってくる満月
国立天文台によると29.530589日、
つまりだいたい30日の周期で地球を一周している月。
その間、月、太陽、地球の位置により、
私たちから見える月の形が変わります。
新月、上弦の月、満月、下弦の月と
月齢0から月齢29までを繰り返しながら、
月は満ち欠けしているのです。
なかでも月と太陽の間に地球があるときを満月と呼びます。
満月のときパワーは最高潮に
新月から満月にむかって月のパワーは強まり、
それとともに、生命力や感情、
エネルギーも最高潮に高まるのが満月のとき。
ついつい大きく明るい満月にお願いごとをしたくなりますが、
満月は新月で始めたり、願ったりしたことを
受け取るタイミングです。
また満月のパワフルな夜に、
ネガティブな言行をすると
そのネガティブさえも増幅してしまいます。
穏やかな気持ちで満たされた自分を確認しましょう。
2020年満月はいつ?それぞれの意味は?
2020年5月以降の新月はいつやってくるのでしょうか。
新月がどの星座に位置するかによって、
その得意とするパワーも変わってきます。
それぞれ、どんな意味があるのかを読み解いていきましょう。
5月7日(木)19:46 さそり座の満月
情熱のさそり座。
カリスマ性を持ち合わせ、しぶとい集中力で
ほしいものにどっぷり深く一体化していきます。
さそり座の満月、濃厚です。
そんな満ち満ちたパワーを自身に取り込み、
また己の殻を打ち破ることで新たな自分を見出せるときかもしれません。
6月6日(土)4:13 いて座の満月
楽天的でダイナミック、
人生の楽しみを求めて果敢に冒険するいて座のパワーが高まるとき。
長く続いた外出自粛生活への反動で
海外旅行など、外出への欲望を強く感じるときになるでしょう。
7月5日(日)13:45 やぎ座の満月
楽観的で冒険心旺盛だった6月前半に対し、
7月前半には現実的でまじめなやぎ座の満月を迎え
落ち着きを取り戻し、地に足のついた言行をしがちになります。
コツコツ地味にしたくなる時期です。
8月4日(火)0:59 みずがめ座の満月
常識にとらわれない自由さと独自の世界観を持つみずがめ座。
破壊と創造の星でもあるので、
なにか大きな変化が起きるタイミングかもしれません。
9月2日(水)14:23 うお座の満月
美を重んじインスピレーションを大切にする感性豊かなうお座。
癒しや浄化という役割も担っています。
満月そのものに浄化や解放、手放すという意味があるので、
自分にとって大切なものを見直し、
手放していくのにぴったりのときです。
10月2日(金)6:06 おひつじ座の満月
持ち前のピュアさと自信から
勇気をもって開拓していくのが得意なおひつじ座。
インスピレーションが働き、勝負強いタイミングでもあります。
困難に打ち勝つ行動力を味方に、
大きく一歩前に踏み出せるときかもしれません。
10月31日(土)23:50 おうし座の満月
安定と居心地のよさを求め、本質や安心感を追求するおうし座は
おうしの如く、ときに頑固にひとつのことにじっくりと取り組みます。
物事の動きがスローに感じるかもしれません。
過ごしやすい環境づくりに目を向けてみるときです。
11月30日(月)18:30 ふたご座の満月
好奇心旺盛でコミュニケーション闊達なふたご座。
コミュニケーションが盛んになり、
たくさんの情報に囲まれるときです。
ふたご座には並行して物事をこなす器用さもあるので、
そんな忙しさを感じることもあるでしょう。
12月30日(水)12:29 かに座の満月
感情や共感を重んじ、家族や仲間を大切にするかに座。
ちょうど年末年始にあたるこの時期に、
新型コロナウイルスで離ればなれに過ごしたこの特殊な一年を振り返り、
あらためて家族や仲間のありがたさを実感するでしょう。
満月の意味を理解しよりよい毎日を
どの星座の位置で満月になるかによって、
同じ満月でも意味合いが変わってきます。
せっかくなら満月のパワーを最大限に生かし、
よりスムーズによりよい毎日を過ごしたいですね。