
満ち潮、引き潮をはじめ、
わたしたちの感情や生活リズム、生命エネルギーに
少なからず影響を与えている月の存在。
古から月を愛で歌に詠んだり、
月に降り立つために宇宙開発が進んだりもしました。
夜空を見上げればいつもそこにある身近な存在の月ですが、
新月や満月には特別な意味があることも知られています。
今回は新月のもつパワーとその取り入れ方をまとめてみました。
Contents
ひと月に一度やってくる新月
国立天文台によると29.530589日、
つまりだいたい30日の周期で地球を一周している月。
その間、月、太陽、地球の位置により、
私たちから見える月の形が変わります。
新月、上弦の月、満月、下弦の月と
月齢0から月齢29までを繰り返しながら、
月は満ち欠けしているのです。
なかでも月が太陽と地球の間にあるときを新月と呼びます。
新月は浄化のとき
新月はリセットのとき。
浄化や整えるのにぴったりのタイミングです。
身の回りや心の中の整理をし、
心の中にある願望を書き出してみるのも効果的です。
お財布の中身を空っぽにして、
月光浴させると金運アップするといわれています。
2020年新月はいつ?それぞれの意味は?
2020年4月以降の新月はいつやってくるのでしょうか。
新月がどの星座に位置するかによって、
その得意とするパワーも変わってきます。
それぞれ、どんな意味があるのかを読み解いていきましょう。
4月23日(木)11:26 おうし座の新月
物質的な豊かさや心地よさを求めるおうし座。
形あるものに価値を見出し、
モノへのこだわりや所有欲の強さが特徴です。
地べたに座り込む牛のごとく動かない頑固さがありますが、
一方で安定感や動き出した時のパワーも持ち合わせています。
またおうし座の守護星は美を司る金星。
美しいものを見抜く審美眼があるので、
お気に入りの好きなものに囲まれて
快適に暮らすということを得意としています。
新型コロナウイルスによる外出自粛生活に
そろそろ飽き、疲れてきたときではないでしょうか。
おうし座新月のパワーを借りて、
身の回りを整え、過ごしやすい環境を作り上げる時期にシフトしてみましょう。
毎日をよりたのしむための新たなグッズとの出合いもあるかもしれません。
5月23日(土)2:39 ふたご座の新月
好奇心旺盛にフットワーク軽く
色々な場所に出かけて新しいものを見つける実行力と
それを言葉にして他者に伝える知性をもつふたご座。
また変化に対する柔軟な適応力も持ち合わせています。
時期的には新型コロナウイルスによる制限が少しずつ解かれ
新たな日常生活が始まろうとする頃でしょうか。
「日常」とはいえ、
アフターコロナはまた別の世界になっていくだろうと言われています。
ふたご座新月のパワーに後押しされながら、
私たちは考え、未知の場所へと向かっていきます。
6月21日(日)15:42 かに座の新月
知性を司るふたご座に対し、かに座は感性を司る星座。
かに座は想いや感じたことを仲間と共有し、
心の結びつきを大切にします。
同じ価値観を持つ仲間との協調性を重んじる一方で、
硬い甲羅をもった蟹のごとく、
価値観の異なる人に対しては冷徹で排他的になります。
ふたご座パワーのフットワークと情報伝達力で
集まってきた人々が、今度はかに座に導かれ
心にフォーカスし、チームを作っていく過程でしょうか。
とくにこの新月は、金環日食と夏至が重なり、
かなり濃厚な時期となりそうです。
7月21日(火)2:34 かに座の新月
7月も再びかに座の新月でかに座パワーが続きます。
心から安心しくつろぐことのできる環境や人間関係を築き、
それを愛して守り抜くというかに座の使命が
色濃く反映される時期なのかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で外出自粛になり、
しばらく会えていなかった友人たちとの
リアルな再会も果たされていくときかも。
8月19日(水)11:42 しし座の新月
仲間を大切にし、協調性を重んじるかに座の次に控えているのは
自分自身を肯定し、他者に対し自己を表現しようとするしし座です。
自分の個性や価値観を表現したいと願い、
その思いはクリエイティブな創作活動で発揮されます。
派手な演出や目立つことが大好きなので、
イベントやレジャーが得意。
かに座で団結したチームが、イベントなど楽しいことを
エンジョイする時期になるのかもしれませんね。
9月17日(木)20:01 おとめ座の新月
理想とする世界を実現するために、
調整し明確な秩序を作る使命を帯びたおとめ座。
価値観の合う仲間をぎゅっと集めたかに座、
個性を際立たせ思いっきりたのしんだしし座を経て、
調整役のおとめ座の登場です。
このあたりでアフターコロナの新たな秩序が
作られていくのかもしれません。
10月17日(土)4:32 てんびん座の新月
てんびん座は積極的に他者と関わり、
協力関係を築く社会性の発達に関わる星座。
他者との関わりの中でも、公平性を重んじて
偏見なくバランスよく付き合うことができます。
おとめ座の時期に出来上がった秩序を
様々な視点から精査していく時期といえるでしょうか。
11月15日(日)14:08 さそり座の新月
幅広くさまざまな他者と公平に関わろうとするてんびん座を過ぎると
どっぷり深く向き合って、
他者と一体化しようとするさそり座の支配する時期がやってきます。
そういったさそり座の深い人間関係の結びつきは
企業や国家といった大規模な組織を築き上げます。
アフターコロナ後にあらたなスタートアップが
生まれてくるのもこの時期かもしれませんね。
12月15日(火)1:17 いて座の新月
いて座はまだ見ぬ世界を求めて冒険する星。
さそり座で築き上げた国家から個が飛び出すタイミングです。
しかもこの新月は皆既日食にあたり、パワフル。
このあたりから海外渡航が
再び盛んになってくる可能性もありますね。
アフターコロナのシナリオが見える
いかがでしたか。
物事の始まりを促す新月の位置する星座を追いかけると、
アフターコロナのシナリオが読めるような気がしませんか?
新月の星座はご自身の星座ではなくても、影響を受けるといわれています。
今がどんな時期にあたっているのか心の片隅に知っておくだけでも、
時流に乗りやすくなりますよ。
参考にしてみてくださいね。