
新型コロナウイルスによる収入減等に対する緊急経済対策として、
全国民に一律10万円を支給することが閣議決定されました。
それを受けて総務省が給付金の申請方法を公表しています。
非接触かつ迅速に家計を支援するため、
申請は郵送またはオンラインで受け付けるとのこと。
オンライン申請にはマイナンバーカードが必要と聞いて、
ドキッとした人も多いのではないでしょうか?
お手元にありますか?
マイナンバーカードって、
クレジットカードのようにプラスチックでできた硬いカードですよ。
紙でできた緑のカードは「通知カード」です。
今回はマイナンバーカードについて、まとめてみますね。
Contents
10万円給付金、申請期限は3ヶ月
手続きは住民票のある市区町村によって進められ、
申請書とともに必要書類を返送する方法と
オンラインで申請する方法があります。
オンライン申請にはマイナンバーカードが必要とのこと。
申請期限は、各市区町村の受付開始より3ヶ月です。
そもそもマイナンバーカードとは?
マイナンバーカードにはICチップがついており、
マイナンバー(個人番号)のほか、氏名、住所、生年月日、性別と
顔写真が表示されています。
マイナンバー制度3つの目的
- 公平・公正な社会の実現:給付金などの不正受給防止
- 国民の利便性の向上:面倒な行政手続きを簡素化
- 行政の効率化:手続きを無駄なく正確に
マイナンバーカードでできること
- マイナンバー(個人番号)を証明する
- 各種行政手続きのオンライン申請に利用する
- 本人確認の公的な身分証明書として
- オンラインバンキングなど各種オンライン取引で利用する
- 市区町村や国が発行する複数のカードを一枚に集約する
- コンビニなどで各種証明書を取得する
マイナンバーカード交付申請のやり方
これまでマイナンバーが必要な場面に出合わなかった人であれば、
マイナンバーカードを未だ持っていないという人もいるかもしれません。
マイナンバーカードの交付申請の方法についても見ておきましょう。
通知カードという緑の紙のカードが手元にある場合
緑の通知カードが手元にある場合は、次の4つの方法で申請が可能です。
- スマートフォン
交付申請書に記載されているQRコードをスマートフォンで読み取り、メールアドレスを登録
↓
顔写真を撮影
↓
必要情報入力
↓
申請完了
スマートフォンからの申請方法 - パソコン
申請用webサイトにアクセスし、メールアドレス登録
↓
顔写真データを申請用webサイトにアップ
↓
必要情報入力
↓
申請完了
パソコンからの申請方法 - 郵送
通知カードと一緒に届いた「個人番号カード交付申請書」に
必要情報を記載し顔写真を貼付し「送付用封筒」に入れて郵送
「個人番号カード交付申請書」や「送付用封筒」を紛失した場合は
下記サイトからダウンロードすることが可能
郵送での申請方法 - まちなかの照明写真機から申請
タッチパネルで「個人番号カード申請」を選択し
個人番号カード交付申請書のQRコードをかざして
必要情報を入力、写真撮影して申請
まちなかの照明写真機からの申請方法
通知カードという緑の紙のカードが手元にない場合
通知カードを紛失した場合は、
市区町村の窓口で再発行の手続きを行う必要があります。
再発行の手続きには、警察署や交番にて遺失物届の手続きを行った際に付与される
受理番号の控えが必要になるので、
まずは警察署または交番に行くことになります。
マイナンバーカードの受け取り方
申請から不備がなければ、住民票のある市区町村から
約1ヶ月で交付の準備ができた旨を知らせる通知書(はがき)が届きます。
交付通知書に記載された交付場所へ期限までに本人が受け取りに行きます。
交付窓口で本人確認のうえ、暗証番号を設定すると、
マイナンバーカードが交付されます。
どうする?マイナンバーカード
マイナンバーカードの取得方法についてまとめてみました。
いつかは必ず使うことになりそうなマイナンバーカード。
お持ちでない方はこれを機に申請してみてもいいかもしれませんが、
なかなか手間と時間がかかるので、
給付金申請に使うのであればお早めに。
オンライン申請に使うマイナンバーカード申請のために
各市区町村の窓口が混雑するということはないのでしょうか…
なんてことは考えすぎですかね。
マイナンバーカード総合サイト