
新型コロナウイルスによる自粛が続き、
季節の移ろいを感じることもなく毎日が過ぎていますが、
着実に月日は進んでいます。
なんと4月の後半から、ゴールデンウィークが始まります。
2020年ゴールデンウィークはいつからいつまでで、
どう休めば最大16連休が実現するのでしょうか。
ゴールデンウィークを構成する各祝日についても調べてみました。
でも一番気になるのは、ゴールデンウィークをどう過ごすかですね。
Contents
2020年ゴールデンウィークカレンダー
4月25日(土)
4月26日(日)
4月27日(月)
4月28日(火)
4月29日(水)昭和の日
4月30日(木)
5月1日(金)
5月2日(土)
5月3日(日)憲法記念日
5月4日(月)みどりの日
5月5日(火)こどもの日
5月6日(水)振替休日(憲法記念日)
5月7日(木)
5月8日(金)
5月9日(土)
5月10日(日)
国民の祝日とは
カレンダーとともに生きる人々にとって、
カレンダー上の「祝日」はうれしいもの。
この祝日は「国民の祝日」として、
「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」によって
内閣府で定められたものです。
それぞれの「国民の祝日」には意味や目的が設けられています。
第1条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。引用元: 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)「国民の祝日」について
昭和の日(4月29日)Day of Showa
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
引用元: 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)「国民の祝日」について
昭和天皇の誕生日である4月29日は、
昭和天皇崩御後は2006年まで「みどりの日」として親しまれてきました。
2007年1月1日施行の改正祝日法により、
5月の祝日に挟まれた平日である5月4日を
「国民の休日」から「みどりの日」としたことで、
従来の「みどりの日」は「昭和の日」と定められました。
憲法記念日(5月3日)Constitution Day
日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
引用元: 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)「国民の祝日」について
1946年11月3日に公布された日本国憲法が
1947年5月3日に施行されたことを記念して制定されました。
施行にあたっては、皇居前広場にて昭和天皇臨席の下、
政府主催による「日本国憲法施行記念式典」や行われました。
翌1948年には、新憲法に基づく「国民の祝日に関する法律」案の審議が行われ
憲法記念日に関しては、施行日の5月3日とする案と
公布日の11月3日とする案で意見が割れましたが、
憲法記念日は施行日の5月3日、
公布日の11月3日は文化の日とされました。
みどりの日(5月4日)Greenery Day
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
引用元: 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)「国民の祝日」について
前述のとおり、かつては昭和天皇の誕生日である
4月29日に定められていたみどりの日。
そのネーミングも植物に造詣が深く、自然をこよなく愛した
昭和天皇に因んでつけられたものです。
2007年以降、国公立公園の無料開放に加え、
国民が自然に親しむためのイベントが各地で実施されています。
こどもの日(5月5日)The Boys Festival
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
引用元: 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)「国民の祝日」について
ゴールデンウィークを構成する祝日のなかで、
もっとも私たちの暮らしになじんでいるのが
この端午の節句、子どもの日かもしれません。
もともと5月5日は、端午の節句および菖蒲の節句といわれていました。
この時期はちょうど田植えの季節にあたり、
田植えの仕事をする女性だけが菖蒲をふいた屋根のある小屋に集い過ごし、
女性を大切にする節句でもありました。
江戸時代に入ると、菖蒲(しょうぶ)が尚武(しょうぶ)と読みが同じで
また葉の形が剣を連想させることから、
男子の健やかな成長を祈願する節句となりました。
国民の祝日におけるこどもの日は
とくに男子、女子にこだわらず、
しかも「母に感謝する」日なのですね。
2020年のゴールデンウィークをどう休む?
冒頭のカレンダーを確認すると、
4月27日(月)、4月28日(火)と
4月30日(木)、5月1日(金)と
5月7日(木)、5月8日(金)の
計6日間を休むことができれば、
4月25日(土)から5月10日(日)までの最大16連休が実現します。
6日間は難しくても、2日間ずつの平日をうまく休むことで、
最短でも8連休はできそうです。
さて、連休が取れたところでどう過ごしましょうね?