ロックダウンに備えやっておくべき5つのことを海外友人に聞いた

いまだに猛威をふるい続ける新型コロナウイルス(COVID-19)。
アメリカをはじめ、イタリア、イギリス、スペイン、フランス、
ニュージーランド、スロバキア、タイ、インドネシアなどの国々において、
非常事態宣言が発令されています。
感染拡大防止措置として、ロックダウン(都市封鎖)をし、
公共機関や学校、レストランや店舗を閉鎖のうえ、
緊急時の通院や生活必需品の買い物以外の外出を制限する国も多数。
すでにロックダウンして一週間程度を過ごした
アメリカ、インド、イギリス、スペイン、マレーシアの友人に
ロックダウン前にやっておくべきことを聞きましたのでご紹介しますね。
ヨーロッパ各国のロックダウンの状況についてはこちら:
新型コロナで日本もロックダウン?欧州各国の状況と備えとは?

ライフラインは整備しておこう


これは普段から大切なことですが、
水道、ガス、電気などのライフラインで気になるところがあるなら、
ロックダウン前に修理や調整をしておきましょう。
ロックダウン中は、修理などに来てもらえない可能性があります。

病院に行っておく


スペインでは、命にかかわらない歯科、眼科、耳鼻科などの予約は
ロックダウンとともに自動的にキャンセルされたそう。
ロックダウンがどれくらいの期間になるかはわかりませんが、
期間中は通院できないと思って行っておきましょう。
とくにこのシーズン、花粉症の方は
前もって通院しておいたほうが安心かもしれません。

室内で運動できるアイテムは必須


ロックダウン中の友人みんなが口を揃えていうのが、運動不足。
毎日の通勤がなくなるだけでも、かなりの運動不足につながります。
ヨガマット、ダンベル、ストレッチチューブやバランスボールなど、
室内で運動できるアイテムは必ず用意しておきましょう。

ヘアサロンなどお手入れ系もお忘れなく


美容院やまつエク、ネイルサロンなど、
行かなきゃ気になる方は、ロックダウン前にどうぞ。
確かに髪の毛がぼさぼさでも、まつげパッチリしてなくても
ものすごく困るというわけではないのですが、
オンラインミーティングなど、人に見られる機会は
ロックダウン中でもありますから、
気になる人は行っておきましょう。
髪を切りに行っておけばよかったという声は、
意外に男性から多く聞きましたよ。

気分転換アイテムをいくつか用意する


ロックダウンも数週間と長引いてくると
どうしても退屈してきてしまうもの。
NetflixやAmazon Primeといった動画系や
Nintendo Swichなどのゲーム系
それからいつか読もうと思っていた本や漫画など
気分転換できるようなアイテムをいくつか用意しておきましょう。
パズル、将棋、チェスや刺繍などの手芸もいいですね。

食料(食糧)やトイレットペーパーなどの日用品は?


どの国の友人たちも異口同音に言っているのが、
食料や日用品はロックダウン中も買いに行けるし、
きちんと供給されるので、買い占めなくても大丈夫とのこと。

いざとなったらポチっと…は甘いかも?


ほしい時にはポチっと通販で調達すればいいとお考えの方、
もしかしたらその考えは甘いかもしれません。
アメリカの友人によれば、
いま現在、Amazon Primeの最短配送日は3ヶ月先とのこと。
一方、スペインの友人に聞くと、通販は普通に稼働しているそうなので、
国や地域にもよるかもしれませんが、万が一のことを考えると、
今から準備できることは準備しておいたほうがよさそうです。

ロックダウン中こそ人とのつながりを大切に


ロックダウン中の各国の友人たちから
「東京は大丈夫?気をつけてね」といった
あたたかい気遣いのメッセージをたくさんいただきました。
なかにはすごく久しぶりな人も。
何日間も自宅に閉じこもっていると、
遠い日本にいる友人であるわたしのことまで思い浮かんだのでしょうね。
こんなときだからこそ、自分にとって大切な人を気遣い、
そしてその気遣いを言葉にして届けることをしてみてはいかがでしょうか。
そんな小さなことが、
ロックダウン中の一日一日を乗り越えるパワーになっているようです。