インドア花見なら自宅で桜を楽しめる?気をつけたいポイントは?

全国的に平年より早いと予想されている今年の開花。
ちらほら桜が咲き始めているというエリアも多いのではないでしょうか。
いつもなら、そろそろお花見がたのしみなシーズンですが、
今年は新型コロナの感染拡大に伴い、自粛という方も多いかもしれません。
そこで、ご自宅でもお花見を楽しむことのできる方法をご紹介します。

お花屋さんで桜の切り花を買ってくる


最近はお花屋さんの店頭に桜が切り花として並んでいるのを
よく見かけるようになりました。
今年は桜を飾ってお部屋の中に春を呼び込んでみるのもすてきです。
切り花の桜をお部屋に飾るコツを見てみましょう。

長持ちさせるための手入れ

まずは桜が充分に水を吸い上げることができるように、
枝の切り口の部分に園芸ばさみなので縦の切込みを入れましょう。
十字に枝を割くようなイメージで、けがをしないように慎重に。
こうすることで枝が水に触れる面積が増え、
桜の花がより長持ちしますよ。

飾る場所にも工夫を

桜を長くたのしむために、飾る場所にも注意を払います。
基本的には、他の切り花と同様、
直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所が理想的です。
乾燥させないために、全体的に霧吹きで保湿してあげると
きれいな桜がより長持ちします。
逆につぼみを早く咲かせたいときには、少し暖かいお部屋に置いてあげましょう。

大きめの花器でダイナミックに

背が高く口が広い安定した大きめの花器をお持ちなら、
大ぶりの枝をそのまま生けてダイナミックに満開の桜を楽しみましょう。
桜の枝は花に比べて重みもありますから、
バランスよくまた、倒れる心配のない場所に飾る配慮が必要です。

一輪挿しで可憐で儚い春を感じる

大きな花器やスペースがなくてもたのしめるのが、一輪挿し。
キッチンや玄関、テーブルの上などに
一輪挿しやグラスにちょこんと生けるだけで手軽にたのしむことができます。
大きな花器に飾る際に切り落とした枝を使うのもいいですね。

そのままでも一日程度なら

水に生けなくても、一日程度なら枝のまま置いて飾ることも可能です。
桜の花のついた小枝を箸置き代わりに使っても風流ですてきです。

近所に桜が咲いていたら


お花屋さんで桜を買わなくても、
近所に桜が咲いていたら、春をお裾分けしたいただくこんなアイディアもありますよ。

きれいなお花や花びらを拾ってくる

風に煽られて落ちている桜の花や花びらがあったら拾ってきて
小皿やグラスにそっと浮かべてみましょう。
枝についている桜の花ほどは長持ちしませんが、
ひとときの春を味わうことができます。
近所の桜の場合はあくまでも落ちているものをいただいてくるようにしましょう。

桜の塩漬けで桜を味わう


お花屋さんにもご近所にも桜がなくても、
桜を味わう方法があります。
それは、桜の塩漬け。
お湯を注いで飲むと、
塩味の中にほんのり桜の風味が感じられますし、
刻んで炊き立てご飯に混ぜ込むだけで、
きれいな桜色のご飯ができあがります。
塩抜きしたものをシフォンケーキに混ぜ込んで焼いたり、
工夫次第で幅広く使えます。

せっかくだから自宅でも花見をたのしもう!


新型コロナによって、たくさんのイベントも中止され
急な予定変更を余儀なくされたという方も多いと思います。
子どもたちは休校でお家の中に閉じこもり、
在宅ワークされている方も多いでしょう。
そんな中ではありますが、着実に春は近づいてきています。
今できる形で、季節の喜びを生活に取り入れて
心のゆとりと豊かさを保ちたいですね。
皆さま、すてきな春をお迎えくださいね。