
キューバでリゾートというと意外な感じがしますが、
キューバにおける数少ないリゾートの中でも最大の観光地となっているのが
ここバラデーロ(Varadero)。
ハバナ(Havana)からバスで約2時間のこのリゾートには
ヨーロッパから数多くの観光客が
白いビーチと青い海を求めてやってきます。
キューバのリゾートって、気になりませんか?
今回はハバナの東、メキシコ湾に面したキューバ有数のリゾート地
バラデーロについて、ご紹介します。
キューバにとって大切な観光収入
アメリカによる長年にわたる経済制裁や
国内産業が乏しいキューバにとって、
外国からの観光客がキューバ国内で落としてくれるお金は重要な収入。
ハバナをはじめ、ここバラデーロも観光収入において、
大切な観光地のひとつです。
そのため、政府によってハバナからの高速道路や空港、国有ホテル、
レストラン等が整備されています。
ここではわたしが止まったメリアをはじめ、
多くのホテルがオールインクルーシブ。
つまり、食事、ドリンク、プール、アクティビティなど
宿泊以外にも滞在のすべてが料金に含まれています。

バラデーロを訪れる観光客
ハバナなどほかの観光地同様、
バラデーロを訪れる観光客のほとんどがヨーロッパからの観光客。
そこに若干カナダ、ラテンアメリカの人たちが混ざります。
日本人をはじめとするアジアからの観光客は私たち以外、見当たりませんでした。
アメリカからも国交正常化後、キューバを訪れることは可能になりましたが、
特別な事情を有する場合に限られているとあって、
まだまだ少ないようすです。
バラデーロの魅力
バラデーロの魅力はなんといっても白い砂浜のビーチと青い海。
海はどこまで行っても自分のつま先が見えるほど澄んでいて、
ときどきカラフルな魚がスイッと自分の横を通るのまで肉眼で見ることができます。
空や水平線はどこまでも青く広く、
目の前に広がる景色が夢のように美しいのです。
バラデーロに行ったらなにをする?
もう景色が美しいので、
ビーチでカクテルを飲みながらその景色を眺めるもよし、
それに飽きたら魚たちを見ながら泳ぐのも癒されます。
その他にも、ビーチではサルサレッスンやビーチバレーなど、
無料で参加できるアクティビティが多数用意されていますので、
時間や場所などを先にチェックしておくとよいでしょう。
もちろんドルフィンと泳いだり、クルーズに出かけるような
いわゆるビーチアクティビティも別料金で用意されていますので、
ホテルで相談してみるのもいいかもしれません。
わたしはただビーチで空や海を眺めているだけで
とっても贅沢な気分に満たされました。
ちょっぴり早起きをして、
朝のビーチを散歩するのもすてきですよ。
せっかくキューバに行ったならバラデーロでビーチを満喫
キューバというと、チェ・ゲバラ、サルサ、クラシックカーというイメージで
なかなかリゾートは思いつきませんが、
シーズンにもよるものの混雑もそれほどなく、
白い砂浜ビーチと青い海と空が満喫できるバラデーロは本当におすすめ。
キューバに行った際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。